【札幌の探偵が教える】不倫による裁判のメリット・デメリットとは？有利に進めるコツもご紹介

配偶者の不倫が分かって離婚を視野に入れた場合、慰謝料を請求する人は多いと思います。

しかし不倫による慰謝料請求は、多くは裁判によって行われますが、裁判を起こす際にはもちろん慰謝料が請求できるメリットもありますが、デメリットもあります。

そのため、訴えを起こす際はメリット・デメリット両方を理解した上で行う事が大切です。

そこで今回は、札幌の探偵が教える！不倫による裁判のメリット・デメリットとは？というテーマで、裁判を有利に進めるコツなども併せて解説していきたいと思います。

【札幌の探偵が教える】不倫による裁判のメリット

それでは早速、不倫による裁判のメリットからご紹介していきましょう。

認められる証拠が揃っていれば確実に慰謝料が請求できる

まず1つ目は、認められる証拠が揃っていれば確実に慰謝料が請求できるという事です。

穏便に済ませようと、電話やメール・話し合いなどで解決しようとしても、不倫をするような相手は多くの場合その話し合いに応じません。

しかし、裁判を起こし裁判所が認める証拠が揃っていれば、配偶者に対して確実に慰謝料を請求する事が出来ます。

相手方に訴状が届けば、ほとんどの人はそれに従い対応するので、確実に慰謝料を支払ってもらえるというメリットがあるのです。

慰謝料の不払いを防げる

2つ目は、慰謝料の不払いを防げるという事です。

慰謝料請求が判決によって認められた場合、配偶者には支払い義務が発生し、支払いに応じない場合は強制執行手続きが行われます。

強制執行手続きとは、配偶者の給与や財産を差し押さえて、強制的に慰謝料を回収する事を指します。

そのため、慰謝料の不払いを防ぐ事が出来るのです。

適正な慰謝料額で解決ができる

3つ目は、適正な慰謝料額で解決できるという事です。

裁判を起こすと、客観的な判断で慰謝料の支払いが命じられるので、適正な慰謝料額を受け取る事が出来るというメリットがあります。

　

配偶者と不倫相手に責任を追及できる

そして4つ目は、配偶者と不倫相手に責任を追及できるという事です。

不倫による裁判を起こされて、訴えられた配偶者や不倫相手は、何らかのアクションを起こさないと敗訴が決まってしまうため、出廷して不貞行為を認めるなど何らかの対応をする必要があります。

そのため、公の場で訴えた側は配偶者や不倫相手に対して責任の追及をする事が出来るというメリットがあります。

【札幌の探偵が教える】不倫による裁判のデメリット

それでは次に、不倫による裁判のデメリットについてご紹介していきましょう。

会社や第三者にバレる可能性がある

まず1つ目は、会社や第三者にバレる可能性があるという事です。

裁判を起こすと、当日裁判所の構内にその日行われる裁判の当事者・事件名などが記載され、口頭弁論は公開法廷で行われるため偶然知人が傍聴していたりする危険性があるというデメリットがあるのです。

敗訴した場合は訴訟費用を支払う可能性がある

2つ目は、敗訴した場合は訴訟費用を支払う可能性があるという事です。

裁判を起こすと、その手続きに必要となった費用を敗訴した側が支払わなければなりません。

そのため、もしも敗訴した場合慰謝料の相場を考えると費用倒れになる危険性があるというデメリットがあります。

精神的・金銭的な負担が大きい

そして3つ目は、精神的・金銭的な負担が大きいという事です。

不倫による裁判は、訴えを起こしてから数日で解決するわけではなく、1回の期日が1ヶ月半程度かかる事が一般的です。

そのため、全体的な審理期間は半年から1年程度となり、その間の精神的・金銭的な負担は非常に大きいと言えます。

慣れない裁判で、緊張状態が長期間続く事になるので、あらかじめデメリットとして頭に入れておく必要があるでしょう。

【札幌の探偵が教える】不倫による裁判を有利に進めるコツ

それでは次に、不倫による裁判を有利に進めるコツをご紹介していきたいと思います。

特に大切なのは、裁判で有効と認められる証拠を多く集めておくという事です。

裁判によって慰謝料の金額を高くし有利に進めていくためには、「いかに配偶者の不貞行為が酷く精神的な苦痛を受けたか」という部分を証拠として提出する必要があります。

配偶者と不倫相手が、肉体関係を持っていた期間や、不倫によって原告がうつ病などを発症したなどの精神的苦痛の重大さを証明できる証拠が多ければ多いほど、裁判では有利になります。

そのため、不倫によって病気を発症した場合は、診断書などがあるとさらに良いでしょう。

【札幌の探偵が教える】長期間に渡る裁判も想定しておく事が大切

さてここまでで、不倫による裁判のメリット・デメリットをご紹介してみましたが、一般人が裁判を起こす機会はそう多くはなく、初めての裁判では慣れない事ばかりで想像以上に緊張状態が続きます。

不倫をした配偶者や不倫相手に、確実に慰謝料を請求するためには、裁判を起こすのが一番確実な方法ではありますが、判決が確定するまでの期間は意外と長く周囲の人にバレないように進めるためには日常的に神経を使う場面が多くなる事も想定できます。

最初は、慰謝料を請求できると意気込んで手続きをしていく中で、長期間続く裁判で疲労がたまり諦めそうになってしまう人も少なくありません。

そのため、裁判は長期間続く可能性があるという事を予め理解し、長期戦で慰謝料を確実に取るという意識で裁判に臨むと良いでしょう。

まとめ

さて今回は、札幌の探偵が教える！不倫による裁判のメリット・デメリットとは？というテーマで、裁判を有利に進めるコツも併せて解説してみました。

配偶者の不倫によって、精神的にも大きな苦痛を受けている時に、慣れない裁判で慰謝料を請求するというのは非常に疲労が蓄積するものです。

確実に慰謝料を請求できるメリットがある一方で、気をつけなければならないデメリットもあり、裁判を起こす際はその両方を理解しておく事が大切です。

今回は、メリット・デメリットに加えて少しでも裁判を有利に進めるコツもご紹介しましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。