【札幌の探偵が教える】不倫が原因で離婚になったら?離婚する前に確認するべきポイントをご紹介
配偶者に不倫をされた時、すぐに離婚に向けて動き出す人も多いと思いますが、中には様々な理由から離婚に向かってすぐに動き出せない人もいると思います。
しかし、一度配偶者から裏切られた心の傷は深く、これまで築いてきた信頼関係が一気に崩れてしまうものです。
すぐに離婚に対して動き出せなかったとしても、冷静になって考えられるようになると、やはり離婚をしようと思う人が多いでしょう。
有利な形で着実に離婚に向けて進めて行けるようにするためには、事前に確認しておくべきポイントというものがあります。
そこで今回は、札幌の探偵が教える!不倫が原因で離婚になったら?というテーマで、離婚する前に確認するべきポイントを中心に解説していきたいと思います。
【札幌の探偵が教える】不倫が発覚して離婚したい時
それでは早速、不倫が発覚して離婚したいと思った時の方法から解説していきましょう。
配偶者の裏切りを知り、すぐにでも離婚して慰謝料を請求したいと考える人は多いでしょう。
しかし、実際に何から行動したら良いのか分かりませんよね。
ここでは、離婚に向けてどのような方法で話を進めて行けば良いのかを解説していきたいと思います。
協議離婚
まず1つ目は、協議離婚という方法です。
協議離婚とは、当事者間で話し合いを行い離婚を目指すというものです。
不倫による離婚では、慰謝料請求はもちろんですが、財産分与や面会交流など決めなければならない事が多くあります。
お子様がいる場合は、養育費などについても話し合う必要があり、離婚後に必要になる金銭的な事についても、当事者間で話し合って離婚に向けて進めます。
離婚調停
2つ目は、離婚調停という方法です。
基本的に、当事者間での話し合いで離婚成立を目指す「協議離婚」が難しい場合に、こちらの離婚調停という方法に移ります。
離婚調停では、家庭裁判所に離婚調停の申し立てを行い、栽培所内で当事者だけでなく裁判官や調停委員などを交えて話し合いが行われます。 離婚調停で離婚が成立した場合は、調停成立日が離婚成立日になり、調停成立日から10日以内に調停証書謄本を持参して離婚届を提出するという流れになります。
離婚裁判
そして3つ目は、離婚裁判という方法です。
離婚裁判は、調停での話し合いが難しく成立しない場合に行われます。
裁判を提訴し、配偶者の不倫を証明する証拠を裁判所に提出し、判決によって離婚が成立するかしないかが決定します。 判決によって離婚が認められた場合は、判決確定日から10日以内に判決謄本と確定証明書と離婚届を提出し離婚が成立するという流れになります。
【札幌の探偵が教える】離婚する前に確認するべきポイント
それでは次に、不倫によって離婚する前に確認するべきポイントについて解説していきたいと思います。
配偶者に不倫をされて、一刻も早く離婚したいと思うと思いますが、現実的に事前に確認しておかないと後々後悔するというポイントがあるのでご紹介します。
財産分与について
1つ目は、財産分与についてです。
夫婦が婚姻期間中に一緒に築いてきた財産を分け合う事を指しますが、一般的には夫婦が一緒に築き上げた財産は平等に半分ずつ分け合います。
これは、名義に関係なく預貯金・不動産・保険・株などが該当します。
別居していた場合の婚姻費用について
2つ目は、別居していた場合の婚姻費用についてです。
婚姻費用とは、まだ離婚が成立していない段階で別居をしている期間にかかる配偶者の生活費用などを指します。
一般的には、収入のある片方の配偶者がもう片方に婚姻費用を支払う事になり、話し合いによって婚姻費用を定める場合は自由に決める事が出来ます。
基本的に、有責配偶者の生活費に関しては、信義則違反・権利濫用の観点から認められません。
親権について
3つ目は、親権についてです。
夫婦に子どもがいる場合は、離婚後に子どもの親権をどちらが持つかという事を決めなければなりません。
親権は、必ず離婚届に記入する必要があり、親権に関しては不倫をした側にも権利があります。
親権を決める際にポイントとなるのは、これまでの子どもへの養育実績や子どもと一緒に過ごす時間があるかどうかという部分です。 そのため、子どもを虐待しているような場合や、子どもを置いて外出する事が多いような場合は、親権が認められない可能性が高いでしょう。
養育費について
そして4つ目は、養育費についてです。
養育費は、未成年の子どもを育てていくための養育に必要な費用の事を指し、子どもの衣食住に必要な費用や教育費などが該当します。
【札幌の探偵が教える】不倫による離婚で考えられる注意点
それでは最後に、不倫による離婚で考えられる注意点について解説していきたいと思います。
特に注意が必要な点というのは、感情的になってすぐに別居し離婚を切り出してしまわないようにするという事です。
配偶者が不倫をしているという事実を知って、カッとなり感情的に怒りをぶつけ家を飛び出しそのまま別居してしまうという行動は、離婚を成立させて慰謝料を請求するという観点から見るとおすすめ出来ません。
なぜなら、確実な証拠が揃いきっていない状態で、準備もせずに別居してしまうと、配偶者に不倫を否定される恐れがあるだけでなく、夫婦関係が破綻していたと判断されかねないからです。
こうなると、慰謝料を請求する事が難しくなってしまうので注意しましょう。
まとめ
さて今回は、札幌の探偵が教える!不倫が原因で離婚になったら?というテーマで、離婚する前に確認するべきポイントなどを解説してみました。
配偶者が不倫をしている事実を知ると、どうしても冷静な感情ではいられなくなりますよね。
しかし、確実に慰謝料を請求し有利な状態で離婚へ持っていくためには、感情とは別にしっかりと決めておかなければならないポイントがいくつもあります。
曖昧な状態で離婚をしてしまうと、後々後悔する事になってしまうので、配偶者の不倫が原因で離婚を考えている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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